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もういくつ寝るとお正月(岡惠子氏実践の修正追試)


TOSS兵庫むしあなごの会  許 鍾萬(ホ・ジョンマン)


「教育トークライン」(東京教育技術研究所)2004.1月号に掲載された岡惠子氏論文の修正追試。  
指導案をプリントアウト。 後は、プロジェクターでフラッシュコンテンツを映し出せばOK。




提示はすべて フラッシュコンテンツを使用する。

・ (クリック1)「お正月」の歌詞が表示され、伴奏がスタートする。 

指示1  『お正月』をみんで歌いましょう。


もういくつ寝ると お正月
お正月には凧あげて
独楽を回して遊びましょう
早く来い来い お正月

もういくつ寝ると お正月
お正月には毬ついて
追羽根ついて遊びましょう
早く来い来い お正月

(クリック2) 伴奏がストップする。

この歌から『お正月』を楽しみに待っていたことが分かる。
『お正月』は誰でも知っている行事だ。
『お正月』から思いつくことを1年生の子供達に聞いてみた。
次のように出された。

@ お年玉がもらえる。
A お正月の食べ物がたくさんある。 お餅を食べる。
  (お餅の話はいろいろ出された。お雑煮が好き、おしるこ雑煮を食べる。大根おろしで食べる。)
B お正月の遊び。(冬の遊び) 凧あげをする。 羽つきで遊ぶ。 こま回しで遊ぶ。 カルタ・すごろく・福笑いで遊ぶ。
C 特別の挨拶をする。 「明けましておめでとうございます。」
D 神社にお参りに行く。

子ども達が興味を持ってお正月を過ごしていることが分かる。
そこで、漢字まじりの歌詞を書いた紙を配って歌い、漢字を交えてお正月についての話をしたい。

発問1   (クリック3) 問題1。 皆さんがお正月に食べる「おせち料理」はある神さまをもてなすお料理のことなのです。
      何という神さまでしょうか? 次の三つから勘で選びましょう。

        @ 米神様(こめがみさま)
        A 年神様(としがみさま)
        B 冬神様(ふゆがみさま) 

説明1   (クリック4) 答えはAです。 お正月には「年神様」がやってくるのです。

発問2  (クリック5) 問題2。  年神様は「ごこく」の神さまです。 みなさんは五穀(漢字で板書)を知っていますか。
              畑や田んぼでとれるものです。(高学年には尋ねてみよう。)

説明2   (クリック6) 「米・麦・栗・きび・豆」の五つのことです。
      きびは桃太郎のきび団子で出てきます。 お米などの「五穀」がとれなかったら大変です。
      だから年神様を大切に思って、ご馳走を出してもてなしたのです。 それが「おせち料理」です。 みなさんも食べていますね。

発問3   (クリック7) 問題3。  歌の中の凧あげや独楽回し、毬つきは知っているでしょう。
      「追羽根」は、羽子板でついて遊ぶ遊びです。  その「追羽根」は、ある「虫」をモデルにしています。
      その虫とは何でしょうか? ヒントは「追羽根」の形です。 ある虫に似ていませんか。

説明3   (クリック8) 秋になると空をすいすい飛んでいる蜻蛉(とんぼ)です。
      蜻蛉は、大事な作物を食い荒らす害虫を食べてくれます。
      そこで、蜻蛉が悪い虫を追い払ってくれるようにとの願いをこめて羽子板で追羽根をついて遊んだのです。

発問4   (クリック9) 問題4。  みなさんがお正月にもらう「おとしだま」を漢字で直せますか。 お年玉と書きます。
       「年」はわかりますね。 では、お金をもらうのにお年玉はどうして「玉」を使うのでしょうか。
       玉の成り立ちの絵を見てみましょう。

         ア、 「玉」の古い字は「王」と同じ意味があった。 王様が年の初めに家来にあげたごほうびの意味から使われるようになった。
        イ、 昔はお金ではなく玉(宝石)をあげていたから。
        ウ、 玉はたまもの(贈り物のこと)の意味がある。 新年のお祝いの贈り物を家の主(代表の人)が家族にあげた。

説明4   (クリック10) 答えは、「ウ」です。
       みなさんがお正月におまいりに行く神社にもお供えの鏡餅があります。
       それをお参りした家の主(代表の人)が分けてもらいました。
       鏡餅は鏡を形どったものです。 鏡は魂を映すものでした。 「魂=玉」とも言われていたようです。
       年神様の玉を分けてもらおうということから「お」をつけて「お年玉」と呼ばれるようになりました。 
       これをいただいた家の主が、家族に小さくくだいて半紙に包み分けてあげたのが「お年玉」です。
       それから贈り物を家族みんなにあげるようになりました。
       お年玉はお金ではなくお餅がもとでした。 しかも子どものあげるという意味はなかったのです。
       皆さんがいただくお年玉は年神様からの贈り物ですから、大事に使ってくださいね。



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