皮膚癌
皮膚癌:
私の永遠の研究テ-マのひとつです。個人差はありますが、日光にあたりすぎると何十年もしてから皮膚癌が発症してきます。発癌には最近の食品添加物なども関与しているらしいのですが、正確な早期診断と早期治療が予後を左右します。経験豊かな皮膚科医の眼のふるい所です。治療しているのに治らない、どんどん大きくなる、出血し出した、痛くもかゆくもないといった危険信号を感じ取られたら、ぜひ受診されることをお勧めします。また最近ではLED(発光ダイオード)治療機による表皮内癌の治療も注目されており、当院でもOmnilux1回照射20分間初回3500円、2回目以降2500円で施術しております。実際に当院ではボーエン病が完治しております。
爪の色素線条
です。現在はホクロと同じ状態で良性ですが、悪性化すると、色が濃くなったり、巾が広くなったり、隆起してきたりしますので要注意です。癌化してしまうと、悪性黒色腫になり、最低限爪はなくなりますし、指を切断しなければならない事もあります。それ以上放置すると、全身に転移して命を奪ってしまいます。皮膚科
で定期的にずっと診てもらう必要があります。
色素性母斑
です。いわゆるホクロですが、少ないながらも、悪性黒色腫になる可能性を秘めています。日本人の悪性黒色腫は欧米人と違って、写真のように手足に多いのですが、持続的な刺激が発癌の引き金になるようです。最近では最大径7mmを超えるホクロに癌が発生する確率が高いといわれています。御心配なら手術や炭酸ガスレーザーで比較的簡単にきれいに取れるので、下手に刺激せずに、ぜひ皮膚科においでください。平らなものではQ-スィッチルビーレーザーでも取れます。
炎症性母斑
です。以前からあったホクロをさわったりカミソリで傷つけたりすると、炎症が生じて急に大きくなったりします。かゆみを伴うことが多いので、悪性のものとは区別しやすいのですが、刺激を加え続けることは良くありません。まれに悪性黒色腫も発生します(実際にも患者さんが来られました)。炎症は外用薬で治まるので、すぐ皮膚科に来てください。
ボーエン病
です。表皮細胞の表皮内癌ですが、前癌状態でまだ全身に転移する力はありません。痛くも痒くもないので、放置されたり、外用剤をずっと使われたりしていても効果がない場合はこの病気です。まれに自然治癒もありますが、完治させるには手術しかありませんが抗癌剤の外用や発光ダイオードによる照射が有効なケースもあります。まず診断をつけるために一部を切り取る病理組織検査が必要です。