
「宵の木屋町」 (小唄集より)



先斗町袖すりあふも春の夜の 他生の縁となつかしみつつ 新村 出
おぼろげの寝たる姿や東山 思いぞ燃ゆる大文字
千古の流れ鴨川に かかりし床のぼんぼりに
淡く舞妓のあで姿 粋な音じめの爪弾きも
粋にくだけて三下がり 川面の灯かげうき色に
夢の木屋町 宵灯り
鴨川東岸から見た先斗町 堤には今は地下に潜った京阪電車が走っていました

高瀬の流れは今も想い出とともに…
木屋町〜先斗町にぬける細ロージ 左側木屋町寄り半分はわが家の塀でした
子供のころはロージ(路地)からロージを忍者のように走り廻って遊んでいました

相触れて春雨傘や先斗町 常悦
かたむけて春雨傘や先斗町 きぬ
先斗町短冊型の空があり 句沙弥
小道具のような橋あり高瀬川 緋紗絵
木屋町は片袖濡れて行くところ 好浪
Be the old times now …
秋雨に先斗町も宵化粧