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モウセンゴケ

世界中に様々な形態のモウセンゴケが自生しています。日本にも、モウセンゴケ、コモウセンゴケ、ナガバノモウセンゴケ、サジバモウセンゴケ、イシモチソウ、ナガバノイシモチソウ(赤花、白花があります)が自生しています。モウセンゴケやコモウセンゴケのようなタイプが最も一般的な形態ですが、 オーストラリアにはイシモチソウのような根球を持つものが多数自生し、さらにピグミー・モウセンゴケと呼ばれる直径1〜2センチほどで葉を密に出しむかごで増えるタイプ、そして北部の熱帯地域にはペティオラリス類という葉柄の長い独特の種類が自生しています。
南アフリカには花色が豊かなシスティフロラや最も普及しているアフリカナガバノモウセンゴケがあり、最近ではブラジルの赤の極色彩のモウセンゴケが導入され、バラエティは尽きません。
種子で比較的容易に維持・増殖ができるため、栽培の容易な種は急速に普及しています。

球根ドロセラのページ


スパスラタ・タイプ

最も一般的な形で、世界全域に自生しています。円形に葉を密に並べるものが一般的ですが、葉柄が長く伸びるもの、葉が長く伸びるものなど、様々なタイプがあります。

←D. スラッキー。直径4センチ。根から発芽して増えます。

 

イシモチソウ・タイプ

地上で長く立ち上がるタイプで、日本のイシモチソウが代表的なものです。地下に球根を作り、生育期以外は地下で過ごします。オーストラリアにはたくさんの種類があります。

←D.ストロニフェラ。イシモチソウとはやや異なる感じですが、長く茎が伸びていきます。

 

球根・ロゼットタイプ

イシモチソウと同じく球根を持ちますが、地上部は立ち上がらず、タンポポのように葉は地上に広がります。オーストラリアに自生しており、現地の気候に従って冬に成長、開花します。(自生地は地中海性気候で、夏は乾季、冬は雨季で温暖なため、成長期は冬になるのです)

←D. エリソロリーザ・スカモサ。直径8センチ。球根・ロゼットタイプの中でも最も大きくなります。赤い縁取りができるのが特徴です。

 

ピグミー・タイプ

オーストラリアを中心に自生している、ごく小型のモウセンゴケです。直径は親株でも1センチ前後です。冬に「むかご」と呼ばれる小片を株の中心から噴出し、猛烈な勢いで殖やすことができます。

←D. ニチヂュラ。径1.5センチ。中心にあるうろこ状のものが「むかご」です。

 

ペティオラリス・タイプ

オーストラリアの北の熱帯地方に自生しているモウセンゴケです。長い葉柄の先に小さな円形の捕虫葉部をつける独特の形態をしています。高温多湿を好みます。

←D.ペティオラリス。径8センチ。半球状に無数の葉を広げ、直射日光に当たると全体が真赤に色づいて美しい品種です。

 

その他

D.シサンドラやD.アデラエのように大型のものや、マダガスカリエンシスのようにイシモチソウとは異なる形態で茎が伸びるものなどがあります。

←D.マダガスカリエンシス。径3センチ、高さ8センチ。このまま伸び続け、20センチを超えます。挿し木や葉ざしで殖やせます。

 

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