サラセニア・レイコフィラ Sarracenia leucophylla

高性のサラセニアで、捕虫葉の上部は白地に赤か緑の網目が入ります。園芸的にも最も美しいサラセニアです。捕虫葉は80センチくらいになります。
花は赤で、春先に捕虫葉が展開する前に咲きます。
産地によって捕虫葉の形状や網目の入り方で品種が区別されることがありますが、品種として定着するほど特徴の顕著なものは少ないようです。
捕虫葉が細く、しかも春と秋にしか生育しません。初夏からは「剣葉」よばれる、平べったい葉を出すようになります。ワンシーズンにひとつの成長点から出てくる葉の数が少ないために、栽培的には物足りなく感じる人がいるかもしれません。アデスガタやミハラなどの交配種はこの欠点を補っており、捕虫葉が太く比較的剣葉が少ないよい品種ですが、網目が細かくなりがちで素朴さが失われてしまいます。原種らしい網目の入り方は、よく見ると見分けられるようになってきます。


Type1
一正園から購入した個体です。フードが大きく形が整ったよい個体です。背丈は大きくならず大きくても50センチくらいです。

Type2
一正園から購入した個体です。
同じ一正園起源ですが、こちらは大型で80センチくらいになり、葉の数も多く出ます
Type3
オーストラリアから輸入した個体です。大型で形もよく、迫力のある個体です。
アルバ S. leucophylla cv alba

網目がほとんど目立たない品種で、捕虫葉の上部は純白に見えます。形がうまくまとまらないのが欠点です。シュネル氏の「北アメリカの食虫植物」の中にもアルバとして、同じ個体と思われるものが掲載されています。

花はレイコフィラの赤色ですが、柱頭は色が薄く白っぽい色をしています。

レッドルビー S. leucophylla cv red ruby
 
オーストラリアのトリフィド・パークから出ている品種です。赤い網目が鮮やかで、白さよりも赤さが際立っています。網目だけでなく、捕虫葉自体も赤みが強いです。
交配種ではないかという意見もありますが、夏に剣葉を出すなど、かなり原種に近い性質を残しており、原種としてここでは扱いました。

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