りとるてっくitaサーキット2007
シリーズ戦GP第6戦
with RCマガジン「サーキット破り」
レースレポート

りとるてっくitaレース運営委員会


☆T70クラスは、白鳥さんが必死に食い下がるが、渡辺さんの圧勝に!
★S80クラスは、予想通り、下さんが全車2ラップの圧勝!!
 ☆J60クラスは、直線番長の小林さんが山岸さんの追い上げを振り切り優勝!
特別開催のEPアドバンスクラスは、後続の混乱を尻目に梅森さんが優勝!!
☆特別開催のEPストッククラスでも加藤さんが全車ラップ遅れとする圧勝に!!
★見事2勝の完全優勝でRCMチームに看板持って行かれました(^^;


決勝結果 全員決勝 周回レース
T70:15分 ゴムタイヤ、フルコース
S80:15分、スポンジタイヤ、フルコース
J60:15分 4st限定、ゴムタイヤ、フルコース
ADVANCE:特別開催、8分、ハーフコース
STOCK:特別開催、8分、ハーフコース

T70 S80 J60 ADVANCE STOCK
1 渡辺  有 40L 1 下  高章 42L 1 小林謙一郎 39L 1 梅森 伸也 26L 1 加藤 隆史 32L
2 白鳥 孝則 40L 2 矢内 建人 40L 2 山岸  純 39L 2 熊谷 昭一 26L 2 武田 洋男 31L
3 山川 敏宏 38L 3 駒場 憲一 39L 3 川邊 孝樹 37L 3 小野寺智弘 26L 3 宍戸 和仁 31L
4 山岸  純 36L 4 小野 静夫 38L 4 和久 浩一 37L 4 工藤 朋宏 25L 4 小笠原 誠 31L
5 林 健太郎 36L 5 佐々木 力 37L 5 高橋 潤(2) 36L 5 渡辺憲一郎 25L 5 阿部 良広 30L
6 和久 浩一 33L 6 石井 秀一 35L 6 武田 剛志 36L 6 大泉 紀明 25L 6 鴨沢 一成 30L
7 佐藤 吉彦 32L 7 永沢 章雄 30L 7 国分 拓磨 25L 7 菅野 清斗 30L
8 阿部 哲也 29L 8 佐藤 直樹 29L 8 柴田 雅敏 25L 8 佐藤  篤 30L
9 斉藤 秀郎 1L 9 岡田 純弥 14L 9 渡辺 和貴 25L 9 佐藤 角栄 30L
10 小林 憲明 7L 10 野村 順一 24L 10 後藤 信也 29L
11 小野寺豊尚 24L 11 佐藤 大洋 29L
12 鈴木 清志 24L 12 横倉  伸 28L
13 村主 俊英 24L 13 飯沼 敏朗 28L
14 鈴木駿太郎 23L 14 五十嵐 優 28L
15 五十嵐和彦 23L 15 五十嵐和彦 28L
16 川名 紀子 23L 16 斎田 佳伸 28L
17 阿部 哲也 23L 17 滝口  浩 27L
18 菊池登志雄 22L 18 谷口 二郎 27L
19 赤間 祐介 22L 19 安部 俊幸 27L
20 松野 裕久 21L 20 米木 宏聡 26L
21 木村  健 21L 21 工藤 朋宏 26L
22 菅原 一行 21L 22 渡部 元彦 26L
23 増澤 幸敏 20L 23 武田  章 26L
24 橋本 優太 17L 24 落合 祐二 26L
25 木皿 健人 17L 25 鈴木 清志 26L
26 安部 俊幸 7L 26 後藤 俊晴 26L
27 黒田 太喜 6L 27 茨木 誠治 26L
28 中川  満 DNS 28 熊田 俊之 26L
29 渡辺 和典 25L
30 菊地 勝宏 24L
31 斉木  力 22L
32 菊地登志雄 21L
33 神保 宜宏 19L
34 川崎 明洋 16L
35 谷口 理一 13L
36 熊谷 昭一 9L
37 梅森 伸也 7L
38 国分 拓磨 4L
39 寺島 光市 3L
40 及川 靖志 DNS
GPクラス決勝レースデータ(エクセルファイルzip圧縮)
特別開催EPクラス決勝レースデータ(エクセルファイルzip圧縮)

※右クリック→ファイルを保存→解凍してください。


T70クラス
2位 白鳥 孝則さん 優勝 渡辺  有さん 3位 山川 敏宏さん



S80クラス
2位 矢内 建人さん 優勝 下  高章さん 3位 駒場 憲一さん



J60クラス
2位 山岸  純さん 優勝 小林謙一郎さん 3位 川邊 孝樹さん



アドバンスクラス
2位 熊谷 昭一さん 優勝 梅森 伸也さん 3位 小野寺智弘さん



ストッククラス
2位 武田 洋男さん 優勝 加藤 隆史さん 3位 宍戸 和仁さん



全体写真
朝は一時かなり強い雨が降りましたが、その後は尻上がりに回復。
予選1本に短縮しましたが、何とか最後まで開催できました(^^;
それにしてもGP単独開催では考えられない人数です(ちなみに81名!)


運営委員 林さんのマシン。照る照る坊主がアンテナに。


レース合間のスナップ。京商 神崎さんとS80参加の佐々木さんが何やら話し込んでます。


アドバンスクラス参加の阿部 哲也さんのマシン。サイレン鳴らしながら爆走中!


EP裏主の谷口さんのマシン。コラリーRDXに「負け犬」ボディーが(^^;決勝では一時最後尾に下がるも上位まで挽回していました。


ストックA組のラジマガ加藤さんのマシン。
決勝開始直後の降雨の中、ドリフトしながら激走していましたが、直後に中断、再レースに。ボディーに雨粒が見えますね。



S80クラス参加・下さんのマシン。非常にスムーズかつよどみないコーナリングでギャラリーを沸かせました。


京商 神崎さんの給油。フューエルガンであっという間に給油完了です。


ストックA組スタートの一コマ。皆さん集中しまくってますね。目がマジです。


こちらはS80のスタート直後。下さんはスタートミスしてしまい、思わず笑ってます(^^;

サーキット看板を奪い取られる直前のスナップ写真
見事に完敗でした。まぁ、前日の練習走行ですでに勝ち目は無いのは分かってましたが・・・


 6/10(日)にGP第6戦が開催された。今回はRCマガジンのサーキット破りが来る!と言うことで、EPも2クラス特別併催。大勢の参加が予想されたが、当日は朝から雨(^^;。早朝には相当な降りで、一時は開催も危ぶまれたが、9時前からのコース整備で何とか路面も乾きだし、事なきを得て、何とか開催に漕ぎ着けた。当日の参加者は81名、エントリー数93と、天候が災いし、予想よりも少ないエントリーであったが、後から考えると、その後のコンディション変化に対応できるぎりぎりの数だったかもしれない。降雨と時間の関係で、最終的に予選は1回のみの開催となった。

 ともかく乾き始まった路面をにらみつつ、ウェットに比較的強いGPゴムタイヤから予選開始となり、最初はT70クラスからスタート。今回GPの主として久々に渡辺さんが参加。残念ながら下さんのゴムクラス参加はならなかったが、気合いの入った走りを見せ、白鳥さんを0.5秒引き離す貫禄の走りでPPをゲット。2位には白鳥さん、3位にはこれまた久々のエントリーで山川さんが付ける。

 次は同じくGPゴムタイヤのJ60クラス。予選をキャンセルした小林さんを除く5名でのアタックとなったが、久々参加の川邊さんがそつのない走りでPPをゲット。0.6秒差で4st馬鹿の和久さん、3位には武田さんが付けた。

 と、ここで次にS80の予定であったが、運悪く直前にまたも降雨からウェット路面に。雨が止むのを待って、この日2回目のコース整備を行う事に。その後乾きの悪いフルコースのみ使用するセクションを使わないEPの予選から再開することに。

 再開直後はアドバンスクラス。3組に分かれての予選となったが、A・B組では19秒台のタイムでPP争いとなっていたのだが、C組の菅原さんが一気に18秒台に突入!文句なしのPPに。2位には19秒フラットの梅森さんが付け、以下、渡辺さん、熊谷さんらが僅差で付けた。

 ストッククラスは、加藤さんと東北地区有数の強豪(りとるてっくをホームとしている人は少数だが^^;)の対決が見物となったが、加藤さんは1周目に予選トップのタイムをいきなり叩き出し、格の差を見せつける(注:計測システム上、予選集計対象は2周目のラップから。よってこのタイムは集計に反映されず)。迎え撃つ強豪勢もタイムアップを図るが、雨上がりの路面コンディションでタイムも上がらず、加藤さんのPPが決定。もうすでに看板は半分RCMに持って行かれたも同然。2位には小笠原さん、3位には宍戸さんが付けた。EP主の武田さんはこちらも幻のタイムで予選5位に留まる苦しい展開となった。

 最後に行われたS80クラスでも下さんが圧倒的に速く、地元勢が22〜21で一杯一杯なのに対し、あっさりと20秒台に突入。最終的に20.64のタイムでPPに。2位には1秒差を付けられたが佐々木さんが付ける。3位には駒場さん、4位には矢内さんが続いた。

 決勝レースは天候悪化の可能性を考え、EPクラスから先にスタートすることとなる。最初はアドバンスクラスC組から。トップスタートの松野さんが好スタートを決め、後続を引き離し、独走態勢に入ろうとするが、序盤の激しい2位争いをかいくぐってきたパトカーボディーの阿部 哲也さんがじわじわ追いあげてくる。レース中盤に松野さんの背後に付けた阿部さんはサイレン(!)を鳴らしながらプレッシャーをかける。松野さんの僅かな隙を突き、阿部さんがトップに立つと、終盤にかけて阿部さんが松野さんを引き離し始める。この頃になると阿部さんも若干テールハッピーとなり、危なげな走りとなってくるが、何とかねじ伏せ、そのままこの組トップゴールを果たした。

 アドバンスB組は、序盤の混乱をよそに渡辺さんがトップに立つのだが、その後方から国分さんが猛追。中盤にかけて渡辺さんの背後に付け、しばし抜きつ抜かれつのバトルとなるが、最終的に国分さんが渡辺さんを2秒引き離しトップに。残り1分、渡辺さんが最後に背後に迫りプレッシャーをかけるも、国分さんはそのまま逃げ切りこの組トップゴールとなった。

 アドバンスA組は、PP菅原さんと2位スタートの梅森さんが競り合いながらのオープニングラップ。しかし、直後にクラッシュなどから後続に巻き込まれ、混戦の真っ只中に復帰、挽回が苦しい状況に。これで楽になった梅森さんは大きなリードを得て、独走状態にはいるが、激しい2位争いを制してきた熊谷さんが梅森さんよりも速いベストラップを刻みながらじわじわ追いあげてくる。このまま行くとレース終盤に追いつく計算であったが、ここで梅森さんが奮起。それまで19秒台だったベストラップを18秒台に叩き込みペースアップ。これで熊谷さんからの追い上げを微妙に遅らせることに成功。終盤には3秒を切る差まで詰め寄られるが、ほぼ危なげない展開で梅森さんが優勝を果たした。2位は逆転成らず、熊谷さんが入賞。3位は、終盤まで工藤さんが付けていたのだが、肝心の所でミスを犯し、小野寺智弘さんが逆転!そのまま逃げ切って入賞となった。

 次はストッククラスに移行、D組からスタート。序盤からクラッシュ多発の荒れた展開となったが、寺島さんのリタイヤで、序盤に単独トップとなった斎田さんが大きなリードを得ることに成功。後続の追い上げを許さず、終始リードを広げる盤石の展開。結局、斎田さんがそのままこの組トップゴールを果たした。

 ストックC組も序盤は順位がころころ入れ替わる混戦模様。上位陣がミスやクラッシュなどから続々後退する荒れた展開の中、中盤にかけて単独トップに立ったのは、なんと最後尾スタートだった工藤さん。中盤には一旦後退したものの、猛追してきた川崎さんに一瞬トップを奪われる場面も有ったが、その川崎さんもトラブルからリタイヤすると、2位五十嵐さんに6秒近い差を付ける独走態勢に。その後五十嵐さんに差を詰められるも、そのまま逃げ切るか・・・と誰もが思った終盤。急遽サポートを買って出てくれていた佐藤 裕治さんが、「あれ?!バッテリーたれてね?!」と一言。見る間にスローダウンしていく工藤さんは、なんと計測ラインまで20センチのところでストップ(^^;あと1m走るのが関の山となり、止まったままゴールを待つことに(涙)。これで一気にトップに立った五十嵐さんが棚ぼたながらもトップゴールを果たした。ちなみに工藤さんは5位に終わる(有る意味おいしいレースだったかも・爆)。

 ストックB組になると混乱もそれほど無く、綺麗なスタートとなるが、序盤にトップを走行していた後藤さんが程なくクラッシュから大きく後退。最後尾まで下がってしまう。代わって佐藤 大洋さんがトップに立つと、独走態勢に入るが、この日は何故かこの展開は上手く行かない。中盤には佐藤 角栄さんが猛追、2秒差まで詰め寄る。直後、角栄さんがクラッシュからフロントボディーピンが外れ、ボディーが傾いたままの苦しい走行になると、一旦差が開くのだが、終盤にかけてまたも接近。残り1分というところで他車と絡んでしまい、一気にタイムロス!しかも2周連続で大きくロスした大洋さんは、ファイナルラップで追いあげてきた後藤さんにも抜かれ最終的にこの組3位に終わってしまう(涙)。トップゴールは佐藤 角栄さんとなった。

 ストックA組が引き続いてスタートとなったのだが、レース序盤から強い雨が。たちまちドリフト走行となってしまい、やむなく中断。他のレースを終えて、最後に開催することとなる。

 一瞬強かった雨脚もすぐに止み、路面はすぐに回復し始めた。ここで急遽スケジュールを変更、S80クラスをスタートすることに。地元勢は慣れているシグナルスタート(ランプ消灯でスタート)であったが、一瞬遅れた下さんを佐々木さんが一気にパスし、佐々木さんがオープニングラップを制する。しかし、圧倒的にペースの速い下さんは、あっさりと佐々木さんをパス、すぐさまトップに立ち、独走態勢を築き始める。佐々木さんも食い下がったのだが、何せベストラップが0.5秒以上違う上にミスをしない。全く付けいる余地の無い下さんにあっさりと引き離されてしまう。その後、エンストから大きく遅れた佐々木さんは完全に上位から脱落してしまうことに。代わって2位に浮上してきたのは石井さん。しかし、その背後には佐藤 直樹さんが付け、厳しい2位争い。それが5分頃まで続くが、ここで佐藤さんがトラブルから大きく遅れてしまう。これで楽になるかと思いきや、今度は矢内さんが石井さんの背後に。中盤は抜きつ抜かれつのバトルとなるが、給油タイミングの差から石井さんが単独2位に浮上。しかし、好事魔多し。石井さんは計測ライン付近で周回遅れなどと絡んだ際にクラッシュからミドルベルトが脱落(^^;溜まらず緊急修理となってしまう。これで終盤に矢内さんが2位、駒場さんが3位に浮上するが、下さんは遙か彼方。結局、下さんは全車を2周以上ラップ遅れとし、圧勝を果たした。

 次はゴムタイヤのT70クラス。予想通り、PP渡辺さんがトップに立つが、後方では好スタートを決めた山岸さんが一気に2位までジャンプアップ。序盤は単独2位となるが、後方からはペースの速い白鳥さんが急接近。4stの山岸さんは、インフィールドではかなりの速さを見せるが、ストレートで伸びず、あっさり白鳥さんが2位浮上、渡辺さんを追いかけ始める。その後最初の給油で白鳥さんが先にピットイン。数周後に渡辺さんも給油を済ませ復帰すると、給油時間の差で白鳥さんと渡辺さんの差が開くことに。ここで渡辺さんがベストラップを更新する走りを見せ、突き放しに掛かるが、白鳥さんも負けじと自己ベストを更新。一歩も譲らず2回目(最後)の給油タイミングに。ここでは白鳥さんが差を詰め2台とも復帰、最後は自力の勝負に。この時点で約10秒差のマージンがある渡辺さんは白鳥さんとほぼ同じか、僅かに速いペースで周回。そのままミス無く走りきり、見事優勝を果たした。2位は追いあげ成らず、白鳥さん。3位には終盤山岸さんとの3位争いを制してきた山川さんが入賞となった。

 次は4st限定ゴムタイヤのJ60クラス。この日一番少ないエントリーであったが、いつも通りの雰囲気でスタート。オープニングラップを制したのは3位スタートの武田さん。その背後にはインフィールドの速い山岸さん、そして最後尾からジャンプアップしてきた小林さんが3位につける。その後、山岸さん、続いて小林さんが武田さんをパスすると、この二人がトップ争いを展開。インフィールドの速い山岸さんに対し、トップエンドの伸びが2st並の小林さんの異色の対決に。ストレートのスピードに優る小林さんはじわじわ山岸さんに迫ると、ストレートエンドで一気にパス!あっさりトップに。しかし、直後のインフィールドでは断然レスポンスの良い山岸さんが一気に迫る。しばし、ストレートとインフィールドで差がころころ変わる変なバトルが続くが、山岸さんの猛追を何とか凌いだ小林さんが山岸さんを振り切ることに成功。単独トップに。その後、若干(と言うか、4stとしてはかなり)燃費の悪い小林さんが5分過ぎに給油ピットイン。その後6分半過ぎに山岸さんも給油を終えるまで山岸さんがトップとなるが、山岸さんも給油を終えると再び小林さんがトップに。その後2回目の給油でも同じ展開となるが、それまでに差を広げることに成功した小林さんは、終盤独走態勢に。結局、そのまま逃げ切った小林さんが優勝となった。2位はインフィールドで詰めたが逆転叶わず、山岸さんが入賞。3位には久々参加の川邊さんが、「燃調わかんねぇ〜〜」とぼやきながら入賞となった。

 最後のレースは一旦中止したストックA組決勝。すでに勝負は見えているのだが、一縷の望みを託してレースがスタート!しかし、オープニングラップから地元勢が誰も叩き出したことのないラップで走行する加藤さんに、地元勢は引き離される一方。毎周0.4〜0.5秒のペースできっちり2位武田さんとの差を広げる加藤さんは、完全独走態勢に。こうなるとレースの焦点は2位以下の争い。2位はEPの主としての意地から、武田 洋男さんが死守、3位争いの小笠原さんと佐藤 篤さんに注目が集まる。序盤1秒以上有った差が、中盤になる頃にはほとんど無くなり、接近戦に突入。僅かな隙を突いて佐藤 篤さんが小笠原さんをかわすのだが、その数周後にミスから8番手まで遅れてしまう。これで小笠原さんが単独3位走行となり、そのままゴールとなるかと思われたのだが、終盤にかけて序盤で遅れていた宍戸さんが急浮上!小笠原さんの背後に迫ってくる。0.5秒以内の接近戦に突入するが、残り1分を切ったところで小笠原さんが無念のスローダウン。何とか宍戸さんと同一周回でゴールするも3位を守りきれず。結局、宍戸さんが3位、武田 洋男さんが2位、そして終盤に何と全車をラップ遅れとした加藤さんが独走優勝となった。

 その後表彰式&抽選会などが行われ、最後にりとるてっくの看板をワークス二人が奪取(と言っても振りだけだが・苦笑)し、GP第6戦も何とか無事終了となった。全日本、いや、世界クラスのワークスドライバーが見せる格の違う走りにはただただ驚嘆するばかりであったが、下さん、加藤さん共に非常にフランクでいろんな質問などに気さくに応対されていたのが印象的であった。参加された皆さん、そして、遠いところお越し頂いた、下さん、加藤さん、京商の神崎さん、RCマガジンの保坂さんに感謝・感謝である。


優勝者セッティングデータ

クラス T70 J60 ADVANCE
ドライバー 渡辺  有 小林謙一郎 梅森 伸也
シャーシ 京商 VoneRRRevo 京商 VoneRRR CE-4
ボディ プロトフォームダッジ3.1 京商 SC430 プロトフォームマツダ6
エンジン/モーター シリオ OS FS26S-C Ver.2 タミヤスポーツチューン
ギヤ比 16/60-22/56 20/51-27/45 29/89(6.90:1)
燃料/バッテリー クロッツ
ハイトルク(20%)
コスモ
ブラックスペシャル
ハイパワー(25%)
LRP VTEC380
プラグ/ESC OS P6 OS F KO VFS-2
タイヤ F/R:SOREX 36R F/R:SOREX 36R F/R:SOREX28R
インナー F/R:ボンバー レッド F/R:ボンバー レッド F/R:ボンバー レッド
トー 不明 F:0度
R:イン2.0度
F:0度
R:イン2.5度
スプリング 不明 F:京商 イエロー
R:京商 グリーン
F:タミヤ ショートブルー
R:タミヤ イエロー
デフ 不明 F:スプール(S3用)
R:#10000(満タン)
F:ワンウェイ
R:ボールデフ
特記事項 ダンパー
F:#400 R:#400
キャブレター:40D
リポバッテリー使用
メインシャーシをストレートパック専用に2mm厚カーボンで自作。足回りはHPIのPRO4用に変更。

S80優勝 下選手のセッティングデータ(pdfファイル)
※加藤さんのセッティングデータは別途後日アップします。


次回2007シリーズGP第7戦 2007/7/8(日) 時計回り
GPシリーズ戦は毎月第2日曜日開催


皆さんの参加をお待ちしております。
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