りとるてっくitaサーキット2008
シリーズ戦GP第11戦 レースレポート

りとるてっくitaレース運営委員会


★B50クラスは、中盤までは三つ巴のトップ争い!後半は山川さんが逃げ切って優勝!!


決勝結果 全員決勝 周回レース
B50:20分 ゴムタイヤ、フルコース

B50
1 山川 敏宏 43L
2 佐藤 吉彦 42L
3 山岸  純 42L
4 武田 剛志 42L
5 大野 龍治 39L
6 林 健太郎 12L
決勝レースデータ(エクセルファイルzip圧縮)
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B50クラス
2位 佐藤 吉彦さん 優勝 山川 敏宏さん 3位 山岸  純さん



全体写真
生憎の曇り空で、晩秋の木枯らしが身に染みます(^^;

 11/9(日)、GPシリーズ第11戦が開催された。11月に入って、枯れ葉の量も多くなり、サーキットは晩秋の装い。折しも気温も大きく下がり、曇り空と相まって、肌寒い天候。そのせいか、参加者も少なく、B50のみの開催となった。

 予選は前回同様、少数精鋭で僅差のタイム争いとなり、予選1回目は中段グループが0.01秒差で3名が並ぶ接戦の一方、暫定PPは山岸さんで一人抜け出ている状況。予選2本目では、林さんが一気にタイムを上げ、山岸さんに肉薄するが、一歩及ばず。山岸さんがPP、林さんが2位に。大激戦の3位争いは山川さんが制して上位に付けた。

 決勝レースは、給油サポートが少ないため、異例のローリングからスタート!直後は綺麗なスタートとなったのだが、計測前シケインで2位につけていた林さんが横転、最後尾まで落ちてしまう。代わって山川さんが2位に浮上すると、トップ山岸さんを追う展開。その後方からは武田さん、佐藤 吉彦さんが追走、序盤は気が抜けない厳しい展開に。と、ここで最後尾から林さんが猛追。ベストラップをマークしながら上位陣を追い上げてくる。1分ごとに順位を上げ、給油タイミングの直前にはトップ争いの後方に付ける勢い。ここで山岸さんに並びかける所であったが、高速コーナーで突然のハーフスピン!?マステアリングワイパー破損という珍しいトラブルで無念のリタイヤとなってしまった。この時、給油に入っていた山川さんはトップ争いから一旦後退するが、トップ山岸さんの給油のロスが若干大きかったのか、山岸さんが復帰すると山川さんが前に。これを機に激戦だったレース展開が急に落ち着き始める。トップ山川さんを山岸さんが追走、その後方には佐藤 吉彦さんが付け、その間隔は7〜8秒差。お互いになかなか視界に入らない距離に離れると、その後はマイペース走行に。山岸さんはここで山川さんを追うべく若干攻めに転じるが、マシンの調子がちょっとおかしく、時折不安定な挙動で攻めきれない。一方の山川さんは、序盤にブレーキ破損し、ブレーキが全くきかない状況であったが、そんなそぶりは一つも見せず、安定して速いペースをキープ。レース終盤になると、完全に膠着状態となり、このままゴールか・・・と思われたが、山岸さんが突然ストレートエンドでスピン!(レース後リヤタイヤがバーストしていたことが判明)、一気にペースが落ちると、佐藤 吉彦さんが山岸さんを難なくパス!結局、山川さんが優勝、2位佐藤 吉彦さん、3位山岸さんとなった。

 午前中に駆け足でレースが終了となったが、午後も早い時間に練習走行を切り上げる人も多く、何とも肌寒さが身に染みる一日であった。次回は最終戦。多数のご参加をお待ちしております。m(_ _)m


優勝者セッティングデータ

クラス B50
ドライバー 山川 敏宏
シャーシ 京商 VoneS3
ボディ 京商 レクサスSC430
エンジン 京商 GXR15
ギヤ比 17/61-22/56
燃料 京商
カナイフューエル(20%)
プラグ OS A5
タイヤ F/R:京商 KCスリックS
インナー F/R:ボンバーレッド
トー F:アウト2度
R:イン3度
スプリング F:京商 ノーマル
R:京商 ノーマル
デフ F:#100000
R:#10000
特記事項

次回2008シリーズGP最終戦 2008/12/14(日) 時計回り


皆さんの参加をお待ちしております。
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