C4st馬鹿への道
 A.VoneRRRハイギヤ化&ビッグキャブ


1.ハイギヤ化
VoneRRRはFW−05に比べ比較的ワイドなギヤ比で、ショートコースでは2速で回しきるのは難しいほどですが、流石にコンバージョンキット標準では、りとるてっくのロングストレートで吹けきってしまいます。2stと混走するとストレートで追い上げられ非常に苦しい。少しでもハイギヤに出来れば・・・と調べてみると、FW−05用ノーマルクラッチベルの流用が可能。これで1速:20〜23T、2速:25〜28Tのギヤが使えます。使用する部品は下記の通り。

●GXR15用パイロットシャフト(品番VZ052)
●5X10X4ベアリング
●8X12X3.5ベアリング
●内径φ8カラー又はワッシャー(合計厚さ2.5〜3mm)
●2速クラッチベル(品番VS058)
●1速ギヤ(VZ115−20〜23)
●2速ギヤ(VZ116−25〜28)

私の場合、内径φ8ワッシャーは、隙間調整用シムを使用してます。
2速27T/46T+ビッグキャブ(後述)では、12TRと対等の伸びが得られました。
参考までにギヤ比表を下記に記します。想定スピードは、回転数22,000rpm、タイヤ直径60mmでの計算値です。
赤文字が標準のギヤ比。FW−05のギヤ比表も併記しておきます。


これは20T/51T−27T/46T。3速ミッションの名残でタミヤTG10用の20Tピニオンが付いてます。
VoneRRR ピニオン スパー 一次
減速比
総合減速比 想定スピード(km/h)
1速 20 51 2.550 5.10 48.8
20 50 2.500 5.00 49.8
21 51 2.429 4.86 51.2
21 50 2.381 4.76 52.3
22 51 2.318 4.64 53.7
22 50 2.273 4.55 54.7
23 51 2.217 4.43 56.1
23 50 2.174 4.35 57.2
2速 25 46 1.840 3.68 67.6
25 45 1.800 3.60 69.1
26 46 1.769 3.54 70.3
26 45 1.731 3.46 71.9
27 46 1.704 3.41 73.0
27 45 1.667 3.33 74.6
28 46 1.643 3.29 75.7
28 45 1.607 3.21 77.4

FW-05 ピニオン スパー 一次
減速比
総合減速比 想定スピード(km/h)
ファイナルリングギヤ ファイナルリングギヤ
37 38 39 40 37 38 39 40
1速 29 51 1.759 5.01 5.14 5.28 5.41 49.7 48.4 47.2 46.0
29 50 1.724 4.91 5.04 5.17 5.31 50.7 49.4 48.1 46.9
31 51 1.645 4.68 4.81 4.94 5.06 53.1 51.7 50.4 49.2
31 50 1.613 4.59 4.71 4.84 4.96 54.2 52.8 51.4 50.1
2速 34 46 1.353 3.85 3.95 4.06 4.16 64.6 62.9 61.3 59.8
34 45 1.324 3.77 3.87 3.97 4.07 66.1 64.3 62.7 61.1
36 46 1.278 3.64 3.74 3.83 3.93 68.4 66.6 64.9 63.3
36 45 1.250 3.56 3.65 3.75 3.85 69.9 68.1 66.4 64.7

2.ビッグキャブ(飛行機エンジン40LA/46LA用)

 20PをVoneRRRで使用すると、なかなか安定してピークが出せない事が多く、1年ほど妥協していましたが、とある筋から、関西では飛行機用大口径キャブを使っているとの情報を入手。早速テストすると、20P以上の伸び!1A-BK6に比べ、下のレスポンスは落ちますが、こちらもまずまず。ちょっと特殊な使い方になりますが、おすすめです。型番は下記の通り。

 ・キャブレタースロットル(40D) 24081000
 ・ニードルバルブユニット    26582900

ニードルとスロットルバルブ別体式。20P用キャブアダプタにボルトオンで取り付け可能です。VoneRRRで2速27Tピニオン併用で12TRと対等の伸び!燃調も20Pに比べるとかなり簡単(約1.2回転程度)、かつ、安定してます。
しかし、40Dを使用する際は、下記の2点にご注意。

 ・スロー調整ネジは20Pのネジとバネを流用すること。
 ・空気調整ネジは全閉とすること。


こんな感じ。ニードルは、なるべくスロットルに近く、低めの位置に取り付けるのが吉。

しかし、流石に12TZと対等とまでは行きません。あしからず(^^;。それと燃費が5〜7分ちょっとと、かなり悪化します。ガス欠にはくれぐれもご注意を。それと、調整は20Pに比べれば容易ですが、絞りすぎは厳禁。かなり甘めのニードルが綺麗に回すコツのようで、ピークから1〜2コマ戻したところがエンストしにくく、かつ綺麗に回るようです。また、タペットクリアランスは、0.05mm以下がおすすめ。中高速の伸びを重視するなら、出来るだけ少なめが良いようです。燃料の吹き返しはほとんどありませんが、その分エンジンに供給される燃料は必要最小限なので、プレッシャーに問題があるとすぐにエンストします。同様に、燃料にエア(気泡)が混じると息継ぎ&エンストの原因になります。ちなみに、ハイサイドなどで横転した場合は、ほぼ100%エンストします。40D最大の弱点かも(^^;


ちなみにFW−05に取り付けるとこんな感じ。トップエンドまで実になめらかに吹けきります。

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