台木別栽培環境及び方法
竜神木 | 三角柱 | 袖ヶ浦 | |
強さ | 強い。台木のまま育てても最長20年はもつ | 弱い。湿度の高い用土だと 1〜2年で台木は腐る。10年 |
あまり強くない 寿命は長くて10年 |
寒さ | 強い | 弱い | 強い |
スピード | 遅い | 早い | ものすごく早い |
接ぎ方 | 三角柱よりは楽に接げる | 実生接ぎが一番やりやすい | ものすごく楽に接げる |
接木おろし | 台木を取り去らないで5〜7p残す | 台木を3〜5p残す | 全て取り去り、実生自根にする 台木を残すと必ず腐る |
植替え | 普通のサボテンと同様でよい | 年2回は植替えする | 年2回は植替えする |
環境 | 日本の気候に良くなじむ ほぼ全ての栽培方法に対応する 肥料も少なくて済む 毎年植え替える |
高温多湿を好み、しかも土中に大量の酸素を必要とする。 常に根が更新されることを要求する |
高温と多肥料を要求し、あまりの過湿はきらう 強光線より少し弱い日が日中あたるのを好む |
成長期 | 1〜2月をのぞき少しずつ動く | 12〜3月は休む | 1〜2月はほぼ動くが8〜9月は少し休む |
相性 | 精巧丸(最高に良い) 銀牡丹(良い) 強刺類(大竜冠) マミラリア・エキノフォスロカクタス |
太平丸類・ギムノカリキウム類・花籠・菊水・有星類・コピアポア・スクレロカクタス・マミラリアなどほとんどに良い | 牡丹類(台木をもぎとる) エピテランサ |
台木付で降ろしたとき | 刺落ちや成長障害は20%ほど | 刺落ち、成長障害はうまくやれば20%ほど | 刺落ちは必ずする それまでの穂木があまりにもデフォルメされるからである |
大きさ | 径2〜5pほどまでがよく、高さは30〜40p | 1辺5〜7p、高さ30pが最高 | 径3〜6p、高さ30〜50pがよい 大きいほど良い |
接ぐ時期 | 2〜12月 | 3〜10月 | 2〜12月で夏は不可 |
ポイント | 年間を通して良いが、やはり春先が一番良い | 夏場が良い。 かなりの遮光(80%)を |
夏場に切ると汁がでるので、ティッシュでよくふき取り、乾かしてから穂木を切り、接木すると良い |
降ろし方 | 台木を残すときは5〜7pと長めにする | 台木を残すときは3pほどでよい 台の肉の部分はうまく腐る |
台木を残すなら5〜6p |
自根率 | 50% | 自根率60% | 牡丹以外は30% |
バイラスには | 弱い | 極めて弱い | 強い |