イヌシデ(カバノキ科)
Carpinus tschonoskii (Betulaceae)

本州、四国、九州の山地に生える落葉高木。葉は互生し、卵形で、縁に鋭い鋸歯がある。雌雄同株で、雄花序は前年枝から長く垂れ下がる。名は犬四手で雌花序が若葉の間から短く出て同属のアカシデほど目立たないので名付けられた。花期は4~5月。同属類似種には、同じ雑木林の構成種であるアカシデ、クマシデのほか、サワシバがある。

inushide

iOSの場合、Google Chrome・Firefoxでご覧ください。
→戻る:PCmobile(2005.4.24;八王子市南大沢)