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1)
栃の実は天日に干して乾燥した状態で保存されています。 乾燥した栃の実を袋に入れて清流に1週間ほど浸します。
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2)
栃の実の堅い皮は簡単にはむけません。 清流にさらして柔らかくなった栃の皮を”トチヘシ”と呼ばれる道具でむきます。
すごい悪臭がするため大変な作業です。 |
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3)
皮をむいた栃の実を袋に入れて再度3日間ほど清流に浸します。皮をむいた栃の実は白いっぽい実です。 |
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4)
桶に栃の実と木の灰を入れ、湯を注ぎ一昼夜おきます。 この時の灰の状態や気温などで微妙に味が変わるので、職人の長年の感が必要
となります。 |
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5)
清流で栃の実の灰を綺麗に洗い落とします。 |
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6)
綺麗に洗った栃の実を餅米と一緒にせいろで蒸します。 あとは餅米と一緒につき あげれば完成です。 |
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7)
栃の実をたっぷり入れた栃餅は普通のお餅よりプリプリとした触感になります。
餡子入りと餡子無しの2種類がありますが、餡子無しは冬季のみ製造となります。
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8)
ポンポンとリズムよく栃餅が搗き上がっていきます。
栃餅は独特の風味があり、人により好みはありますが 一度食べるとついついはまってしまう方も多いようです。
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9)
餡なし栃餅のことを当店では”栃まもち”と言います。
←左は栃まもちを手で丸めているところです。当店では今でも栃まもちは手で丸めています。栃まもちはお正月のお餅のように焼いて食べます。
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あく抜き栃
ご家庭でも簡単に栃餅が作れます。栃餅以外のお菓子作りなどにも是非ご利用下さい。
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