6:00 |
市内観光 |
12:07 |
ローテンブルク発 |
15:37 |
ミュンヘン着 |
19:00 |
ビアホール! |
ホテル前の道
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3日目も早く起きました〜〜(重ちゃんが〜)。そして恒例の朝のお散歩。昨日の極寒を思い出し、今日は持ってきたもの全てを着込んで出かける。ます、ホテルの前から西のブルク公園を目指す。ローテンブルクは全体が城壁に囲まれているので、大小6この門がある。ブルク公園はまだ城壁の中なんだけどなぜか門の外にある。
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ブルク公園から街を見る
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ブルク公園には誰もいなかった。カラスと九官鳥のハーフみたいな鳥ですごくきれいな声でなく鳥がいる。なんという鳥だろう?日本では聞いたことないような、メロディみたいな鳴き声。リス発見!・・・でもリスはなんかキツネみたいな顔で可愛くない(;;)。うぅぅ。
ローテンブルクは耳当てのある帽子を横からみたような形なんだけど、ブルク公園は帽子のつばの部分にあるので、耳当ての部分がとてもキレイに見ることができた。ローテンブルクという地名はドイツ国内に何ヶ所かあって、ここのローテンブルクは正式にはタウバー川の横のローテンブルクというらしい。ブルク公園からはそのタウバー川も見えた。 |
ブルク門の外から
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ロスミューレ
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ブルク公園を出た後は、ほぼ城壁に沿って、耳当ての方に歩いていく。途中、ロスミューレという猫バスみたいな建物があった(あるいはオーム)。1516年に建てられた馬引きの製粉所。現在はユースホステルに使われているということで、たくさんのバイクが置いてあった。なんかちょっと泊まってみたいような感じ。
耳当ての先の部分にはシュピタール門。シュピタール門はひょうたんみたいな形をしていて、おもしろいけど、なかは薄暗くてちょっと怖い。外に出てみると車が走っていて、急に現実の世界に戻ったような気がした。ガイドブックにあったとおりにシュピタール門から城壁の上を歩くことにした。 |
シュピタール門
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城壁は戦争で破壊された後に、世界中から寄付を募って修復されたらしい。その寄付をした人の名前がプレートに書き込まれている。日本の個人とか団体名もたくさんあってびっくりした。落書きが日本語だとがっかりするけど、寄付したんだから、誇りに思わなくちゃですね。城壁の上を歩いているとちょうど住居の2階が見える。住んでいる人は毎日観光客が家を覗くので落ち着かないだろうねと話していたら、裸の男の人が日光浴をしていた。・・・わざと? |
城壁の上から旧鍛冶屋を見る
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看板もかわいいパン屋さん
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街と城壁をぐるりと1周するとさすがに疲れて一度ホテルに帰ることに。ホテルの朝食は値段が高いので途中のパン屋さんでパンを買って帰った。ローテンブルクのお店にはそれぞれ屋号を表す看板があって、パン屋のそれはプレッツェルというパンの形になっている。ドイツのパンは基本的に固くて塩気がつよいけど、甘くても食事としても合う。 |
ここのホテルのチェックアウトは12時だったので、また荷物をおいたまま「中世犯罪博物館」に行くことに。外から見るとこじんまりとした建物のの中に、中世の拷問の道具がぎっしりぎっしり詰まってる。なんと地下1階から地上3階まであって、日本語の説明もあるけど、私はすっかり飽きてしまったのに重ちゃんはなんとも熱心に見ている!退屈〜。だって、全部が全部、拷問の道具もしくは拷問の方法なんだよ!シンジラレナーイ! |
マルクト広場の果物屋さん
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1年中クリスマスのお店
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ミュンヘンには12:06の電車で行きたいけど、私はどうしてももう一箇所生きたい場所があった。ケーテ・ウォルファルトといって1年中クリスマス用品ばっかりを売っているお店だ。ハイデルベルクにもあったけど朝早くて開いていなかったので、今度こそは!
ケーテ・ウォルファルトは一言でいうと、超超メルヘンチックなお店だった。私は特別メルヘンチックは好きではないけど、そんな私もこのメルヘンチックの波には抗えなかった・・・。うっ、かわい〜い(☆○☆)。いかんせん時間が無かったので、ばたばたと店中を通り抜けていったけど、30分くらいいたかったな〜(;;)。もし、ドイツ行くひとがいたら、絶対ここに行ってね(TT)。 |
ホテルで精算を済ませてついでにタクシー乗り場を聞いたら、タクシーを呼んでくれたので乗り込む。すると重ちゃんが「どうしても、あのソーセージが食べたい!」というので、すぐ近くの広場でタクシーをとめてもらって、重ちゃんだけが店に走った。その間私はタクシーの中でお留守番して運転手さんとお話していた。
運「日本のどこからきたのか?」
早「浜松。知ってますか?」
運「・・・・知らない。大きいのか?」
早「ここよりは・・・・。」
運「何かスポーツをやっているのか?(唐突に!)」
早「うーん、別に」
運「僕は空手をやっている!」
早「おおっ!(これが言いたかったのか!)。すごいですね。」
運「雑誌も持ってる。(と助手席のあたりをもぞもぞ・・・)」
とここで重ちゃんがいい匂いをさせながら帰ってきたので出発。
早「運転手さん空手やってたんだってさ」
重「おお、それはすごいねー」
と、ここから運転手さんが、やたらと早口にいろいろとしゃべり始めたので、一部聞き取れなかったけど、「近所の子供たちに空手を教えてるんだ。黒帯なんだ。」ってなことを言ってたと思う。
駅まで車で5分くらいなので、すぐに着いて、運転手さんが荷物を降ろしてくれた。よく見ると(よく見なくても)すごく小さい人だった。小さくても強くなれる空手ってすごい!
ローテンブルクの駅は相変わらず閑散としていて、ちょっと不安な気持ちになったけど、日本人以外のバックパッカーらしき人は数人いて、どうやら電車を待ってる風だったので、少し安心した。前回自動販売機で買えるということがわかったので、自動販売機で買おうとしたら、重ちゃんが「窓口に行ってみよう」というので窓口で買うことにした。あらかじめ日本から持ってきたDBのタイムテーブルを見せて、これでミュンヘンに行きたいと言ったら、お姉さんが「ミュンヘンに行きたいの?ミュンヘンね!んじゃ、特別切符があるから。」とタイムテーブルをあまり見ずにテキパキっとチケットを発行してくれた。しかも予定では2人で126DM(≒6,930円)だったのに、2人で65DM(≒3,575円)ってこれって半額じゃん!「いや〜ラッキーだったね〜」と重ちゃんに言うと、「これ本当にあってるのかな〜?」と重ちゃん。A型とB型の違いがでましたね〜。「大丈夫だよ〜、だってスペシャルチケットって言ってたじゃん〜」「でも〜」。たしかに、もらったチケットは2枚組でどこにもミュンヘンなんて書いてない・・・。当然ドイツ語ばっかりで中身はちんぷんかんぷん。でも私が解読したところによると〜(適当にね)、一枚目は「急行券(特急は乗れない)」、二枚目は同じ州内くらいの乗車券。だからいいのいいの!でも重ちゃんは不安のあまり、また窓口のお姉さんに聞きに行きました。ま、当然「大丈夫!」って言われて終わりなんだけどね。(;;)
ということで、不安も去ったところでさっき重ちゃんが買いにいったソーセージ&パンを食べて一息。すると昨日乗ってきたいかにもローカル線って感じの電車がやってきて乗り込んだ。単線で行ったり来たりしてるだけなので、今日もがらあき☆シュタインナッハでIR(地域間急行)に乗り換えて、あとはミュンヘンまで乗り換え無し。ちょっと不安だった検札もとくに問題なし。座席もコンパートメントに2人だけで乗ることができて快適、快適でした。一応ロマンチック街道に平行に進んでいるんだけど、特に何かが見えるわけでもないので、熟睡してしまいました。ここのところいつもお昼間に熟睡しているような・・・。
ミュンヘン中央駅
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15:37ミュンヘン着。フランクフルト以来の都会だ〜。だって、駅に屋根があるし、ホームもたくさんある!そしてホームにすっごくおいしそうな売店がたくさんあって、3食ここで買い食いしたい気分になる。でもここはぐっとこらえて、とりあえずホテルに向かう。駅をでてすぐにインフォメーションがあったので、一応寄ってみる。日本語の地図とぺらぺらのパンフレットを2DM(110円)で購入して、荷物も重いのでタクシーでホテルへ。なんせホテルだから名前を言えば連れてってくれるだろうくらいに思ってたにも拘わらず、ホテルの名前を見せてもまだ首をかしげている!ひゃ〜、とりあえず住所までみせると、なんとな〜くわかったみたい。いいのか本当に!? |
ホテルに到着すると、ここは弟が予約しておいてくれたので(いや他のホテルもそうなんだけど)、宿泊カードもなにも書かずにすんなりとカギをもらった。そして両親は観光中らしく、父からのメッセージも。「19:00からビアガーデンで両家で飲んでます。」。弟の携帯の番号も書いてあった。私たちは何時にミュンヘンに到着するか分からなかったので、とりあえず「夕方にはつくと思う〜」と言っておいたのだった。荷物を置いて短い時間なりに観光しようとUバーン(地下鉄)で街中に繰り出すことにした。その前に〜、ちょっと携帯に電話してみたほうがいいんじゃない?ということでホテルの部屋から電話してみると、繋がらない・・・・?しかも電話番号が違うっぽい・・・?う〜ん、でもまだ5時になってないから会社に電話するのは気が引けるなー、ということで、とりあえず5時過ぎまで観光して5時になったら電話してみることにした。
一番近いUバーンの駅Rechard-Strauss-Str.まで徒歩で200mくらい。駅はすぐに見つけることができたんだけど、いきなりエレベーターになってて、何階にいけばいいのか分からない!とりあえず一番下までいってみようと一番下のボタンを押してみる。もう一人乗ってきた人も何も言わないので、これでいいのかと思っていたら、一番下についたらどうやら違うらしい。もう一人の人も「??」ってな顔で苦笑いして、もう一つ上の階に戻った。切符は自動販売機で買うんだけど、長距離切符はドイツ語と英語表記があったのに近距離はドイツ語だけなのでわからない!!近距離の場合、改札も検札もなにもなくて、万が一、キセル乗車がみつかったら罰金という制度らしい。でも外国でそんな目にあいたくないので、考えに考えた挙句2DMの切符を買った。(たぶんあってると思うんだ〜)。途中のOdeonsplatsで1回乗換えをしてマリエン広場(Marienplats)で下車した。
地下鉄の駅に公衆電話があったので、弟の会社に電話してみる。小銭が乏しいのでかけ間違いは許されないのだが、どうやら留守番電話になってるらしい!5時だから!?ひゃ〜。重ちゃんは「お前が昨日のうちにホテルに連絡しとかないからだっ!」とご立腹。(後から言うのはA型の良くないところだよ〜)。でも私は実は今日行く予定になってるビアガーデンというのが、ホーフブロイハウスという超有名店ではないかと睨んでたんですねー。うちの両親そういうの好きだから。(超有名といっても超高級というのではなく、観光客向けってことなんだけど)。だからあんまり慌ててなかったんだよねー。でも、ドイツにきて始めてのちょっと不穏な空気が2人の間を流れていたのだった(チャリラ〜ン)・・・・来週につづく! |
レジデンツ(と思う・・)
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フラウエン教会
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ミュンヘンを観光するヒマがないと思っていたので、何を見ればいいのかさっぱりわからない。さっき買ったぺらぺらのパンフレットを見ながら適当に歩いてみる。といっても5時すぎているので、中に入れる様子はなく、外から見るだけ〜。レジデンツ(本宮殿)やなんだかわからない塔(フラウエン教会)の前で、ちょっとこわばった顔のまま何枚か写真をとって、とりあえず近場で中にはいれそうな教会に入ってみる。あ、これはフラウエン教会ですね!ガイドブックによればフラウエン教会は入ってすぐのところから見ると窓が一つもないように見えるのでそれを見た悪魔が大笑いしたという「悪魔の足跡」なるものがあるらしい。2人で床をくまなく探したけど、それらしい足跡はなく、ガイドブックの写真とも違うみたい。外に出て、うろちょろしているとまた教会があったので入ってみる。重ちゃんが「こっちがフラウエン教会じゃないの!?」というので良く見るとそうらしい・・・。んじゃさっきのって?(ミヒャエル教会でした)。入るときには「入れ入れ」と手招きしてくれた入り口のおじさんに帰りに「寄付してくだい」と日本語で書かれた紙を渡された。重ちゃんは日本円で寄付していた・・・?
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外に出て今度はホテルに電話してみることにした。公衆電話はたくさんあるんだけど、カード式の公衆電話ばっかりで使えな〜い。Uバーンの駅まで戻ってかけることにした。貴重な小銭を使ってホテルにかけると、いたいた〜両親がホテルにいました〜。正しい携帯の電話番号を聞きなおして、ビアガーデンの場所を聞き(やっぱりホーフブロイハウスでした〜!)、その間に重ちゃんはドイツのテレフォンカードを購入して走って帰ってきた。場所も知ってるしたいして話さないうちに電話が終わってしまった。でもせっかくテレカを買ったので弟のところにも電話してみることにした。
早「もしもし〜、今日私たちも参加しても大丈夫〜?」
弟「問題ない〜。でも俺ら遅れそうなんだけど・・・。父さんと母さんにちょっと遅れるかもって言っといて〜。」
ってそんなこと私に頼むな〜〜っ!と思ったけど、ま、連絡がとれたので何より何より〜。まだ少し時間があるので、今度は余裕をもってその当たりをぶらつくことにした。マリエン広場は市庁舎の前の広場でバンドが演奏しているのを、通りかかりの人が大勢見ていた。横では大道芸人が何かやってるらしく、50人くらいの人の輪ができていたので見学することにした。アメリカ人の若い男の人が客いじりをしながら拘束服を着るというパフォーマンスなんだけど、長い間見てた割に、一体何が面白かったのかサッパリわからなかった。ドイツの人たちはあれで面白いんだろうか!?それでも重ちゃんは面白いらしく(!)、時間ぎりぎりまで見ていた。(^〜^)
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市庁舎
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シュワちゃんと重ちゃん
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19:00になったので、ダッシュでホーフブロイハウスに向かった。店の前に母が一人で不安そうに立っていて、「誰もこないからお父さんが探しにいった。」というので、「なんか遅れるかもって言ってたよ〜」と話していると父が鼻の穴をふくらませながら帰ってきた。(いやいつもなんだけどね)。ホーフブロイハウスというのはたいていのガイドブックにも載っているが、3階建てのビアホールで1階が地元の人用、2階はレストラン、3階は観光客用で特別に入場料をとって、歌と踊りをみせてくれるらしい。両親は前回来たときにもここに来ているのでよっぽど気に入ったらしい。店の前がプラネットハリウッドというシュワちゃんと誰かがやってる店で、店の前の壁にシュワちゃんと誰か(って誰だっけ?)の手形があった。ちなみにシュワちゃんはオーストラリア人だけど、シュワちゃんの名前はドイツの名前らしい。(byNHKドイツ語講座)。
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そんなこんなで、30分ちかく待ってたんだけど、弟チームが来ない・・・。B型め〜!と思いながら電話してみることに。(だってテレカ持ってるもんねー)。すると、「申し訳ない、今車で向かってるから」というので、更に待つこと10分。やっときました。私と重ちゃんだけは他の人たちと初対面だったので、道路で挨拶をしつつ建物に入る。弟のお嫁さんはイチオー写真で見ていたんだけど、写真では着物だったので、また違う感じがした。洋服だといまどきの女の人〜といった感じで、顔もなかなかの美人だ。昔、弟が「俺は見た目じゃなくて性格重視だ」と言っていたのはウソだったのか・・・。弟はこれまた写真で見ていたけど「丸坊主」になっていた。何で・・・と聞くと、朝起きるとこうなっていたと言っていた・・・。(^^;) |
美女と坊主
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今日も食べます!
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観光客なので当然3階へ行く。体育館のようにだだっぴろいところに、長〜いテーブルが何本も並べられていて、体育館のステージでは陽気なドイツ人たちがバイエルンの踊りと音楽を演奏していた。かなりの大音量である。とりあえず席につくと、なんと新妻がお店の人とドイツ語で会話している!す、すごい。しかも有能なネゴシエーターという感じで、ちゃちゃちゃっと注文をすませてしまった。弟はというと、役に立っているのかいないのか、横で笑っているだけだ・・・。君はドイツ語は話せないのかい?
新妻のおかげで次々とビールと料理が運ばれてくる。なにせ会場中大音量なので、話をするという感じではないけど、大ビアホールの雰囲気は十分満喫できた。途中でステージの上でアメリカの国旗を持ってあがって、アメリカの国家が流れた。すると会場にいるアメリカ人(らしき人たち)がやんややんやの喝采。次に日本の国旗が登場して音楽は「スキヤキソング」。するとなんと会場の約8割が日本人なのではないかと思えるくらい会場がどよめいた。やっぱり団体旅行といえば日本人でしょうという感じでちょっと恥ずかしかった。
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両方の父親が誕生日だったということで、途中で誕生日プレゼントの贈答が行われた。二人ともバカラのグラスだった!(そんなバカラ!と言ってみたけど特にリアクションはなかった(;;))。それから新妻が妊娠3ヶ月であることが判明した!良かったね〜でもなんて早業・・・。あ、ひょっとして生まれてくる子供ってドイツ国籍を取得できるってやつじゃあ・・・!ひゃ〜すごい〜!(余談だけど、昔弟は娘が生まれたら「山田まや」(回文)にすると言っていたけど、本当につけてるくれるのか!)
食事会も終わり、明日もあるので今日はみんなホテルに帰ることになった。新妻の妹さんは準備のために早めにドイツ入りしてなにかと手伝っているらしい。(すまないねぇ)。
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写真をとるのに夢中のお父さん
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〔次へ〕
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