5日目
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その名も中国の塔

  昨日は他の人たちがイングリッシュガーデンのビアガーデンに行ったのに私達は行かなかったので、朝の散歩を兼ねてイングリッシュガーデンに行くことにする。もちろん服はあるもの全部着込む。(でも寒いけど)。
 歩くとかなりの距離になるのでタクシーで行くことにする。イングリッシュガーデンといってもかなり広いので、なにか建造物がありそうな辺りで降ろしてもらった。庭に入ってすぐに、
ビアガーデンの残骸のようなところに出た。おおっ、昨日はここでやってたんだな?どうやら夜遅くまで飲んでそのままお店の人もほったらかしにして帰るらしい。片付けは朝やるのかー?10人くらいのおじいさんとおばあさんが集まって片付けている。えらい朝早くに東洋人がやってきたので、ちょっと不思議な感じで見られた。おばあちゃんとすれ違いざまに「グーテンモルゲン」と挨拶すると「モルゲン☆」と浦辺粂子(うらべくめこ)風にかわいくお返事をしてくれた。うぅ〜かわいい〜、と重ちゃんと感激していた。ビアガーデンの後ろにアジアンちっくな建物が建っていた。だから何?って感じの塔だったけど、ドイツの人にしてみればすんごくエキゾチックなんだろうなぁ。

 とにかく縦長に広い庭で、私達はしたから4分の1くらいの場所にいるので、このまま下方向に歩いて見ることにした。ジョギングスポットらしく、何人ものジョガーに遭遇した。もう一つの建物である「モノプテロス」を目指して歩いたが、途中で軽く迷子になってジョガーに尋ねた。「モノプテロス」はギリシャ風(行ったことないけど)の建物ですこし丘の上にあるので、一昨日ウロチョロしたミュンヘン市街地がよく見えた。庭は広いけどその他に特に見るものもなさそうなので、タクシー乗り場を探してホテルに帰った。

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 今日は両親と
オーストリアのザルツブルクまで日帰りで行く。前日にホテルのフロントでザルツブルク行きの電車の時間を調べてあったが、隣の国へ行くというのになかなか便数も多く行きやすいということがわかった。ミュンヘン発9:37でザルツブルク着11:23という電車に乗ることにした。

 地下鉄でミュンヘン中央駅まで行ってもいいのだが、両親も一緒なのでタクシーで行く。ミュンヘン中央駅について窓口で切符を購入し、ホームなどを確認していると、父がパスポートを部屋に忘れてきたことが判明。持っていないということも驚いたが、部屋のジャケットの中にポイと置き去りにしてきたということで再び驚いた。ドイツはかなり安全な国と思うがタイやスペインなどで、添乗員さんに「くれぐれもパスポートだけは注意してくださいね!」としつこく言われていた私達は、どこの国に行ってもパスポートだけは厳重に厳重に持ち歩いて(あるいはセイフティボックスに預けて)来たのにー!すると「あ、お母さんも持ってない」と母までもが言い出し、私達が前もって言っておけばよかったとちょっと反省してしまった。でも隣の国で検札もなかったらパスポートもいらないのでは・・・と思って、インフォメーションのおじさんに聞いてみた。そうしたらやっぱり「ネッセッサリィ〜」と云われてしまったので、仕方なくホテルまで取りに帰ってもらうことにした。

 待っている間、さっき買った切符をキャンセルすることにした。さっきの便はEC(ヨーロッパ都市間特急)で特急料金が必要だったけど、これから乗る便はRE(地域快速)で特急料金が不要だからだ。ドイツの窓口のお姉さんの中でやせている人は親切だけど、太ってる人は不親切なので(偏見?)、やせてる人の所に行こうと思ったけど太ってる人のところしか空いてなかった(;;)。特急切符だけキャンセルしたいので、特急切符みせて「Can you cancel this?」と聞くとあっさりお金を返してくれた。あれこれ聞かれるかと思ったのでちょっと拍子抜け。


モノプテロス(?)


ミュンヘン中央駅

 時間があるので中央駅の中を散策してみた。ヨーロッパの中央駅(終着駅)ってホームが低くて天井が高くていつも映画「旅情」を思い出す。ミュンヘンの中央駅は新しくてちょっと空港ちっくだ。重ちゃんがドイツでハンドバック(男物もそういうのか?)を買いたいといっていたので、近くになんかデパートでもないかと見回してみたけど、なーんにもない。ドイツの免税店はびっくりするくらい品薄というのを聞いていたけど、だからといって特に買い物の時間をとっているわけでもなく、今回も買い物はなしっぽい。そういえばドイツに来てから何も買ってないなー。(あ、重ちゃんはアタッシュケース型の名刺入れ(!)とお城のマウスパッドを買って、すごくうれしそうだった)。駅の構内には果物屋さんやマックやファンシーショップ(?)みたいなのがあって、その中にいろんな名前入りのハンカチがあったので笑ってしまった。(あれって各国共通なんだね〜)。

 といっているうちに両親が帰ってきたので、ホームに向かう。ドイツの電車には指定席とか自由席の区別はないので、がんばって席を探すことにした。意外と混んでいてとりあえず2つほど席を確保して両親をそこに置き去りにしてさらに二人で席をさがしていたら発車時間が来てしまった。寸前まで重ちゃんがホームを歩いているのを目撃していたので、「乗り遅れ!?」とあせってしまったが、乗っていた(−〜−)。よく考えてみたら4人で1つの切符なのでばらばらに座るわけにはいかない!なんとか4人で座れる席をみつけて移動した。不思議なことに車両ごとにデザインが違って、しかも車両間のとびらも自動あり手動ありで、紛らわしいこといったら!私達が座った席の隣にトイレがあるのだが、トイレに向かう扉の開け方が難しくて、通る人、通る人みんな苦心していた。私は途中で開け方をマスターしたので、困ってる人にドアを開けてあげた。ふふふ不思議な外国人と思われたかしら?

 ドイツに来てから乗った電車はこれまで平地を走るものが多くて、牧歌的な風景がずぅ〜っと広がってるばかりだったけど、今回はアルプス方面に向かっているので、割と山あり谷あり(いや谷はないか?)だった。快速とはいえザルツブルクまでほとんど停車せず進む。トーマスクックの時刻表からコピーしてきた地図によると、そろそろ国境を越えるころだと思うのだが、特に検札もなければ国境らしきしるしもない・・・。検札ないの・・・?うぅ〜。(でもやっぱりパスポートは持ってたほうがいいと思うけどね。(;;))


ザルツブルクカード


ザルツブルク駅前(重ちゃんもいるよ)

 ザルツブルクについたのは12:26。まずインフォメーションに行って、地図とザルツブルクカードを買うことにする。ザルツブルクカードは200オーストリアシリング(2000円くらい)で市内の主な観光名所に入れるというカードだ。ドイツマルクでというとすぐに計算しなおしてくれる。弟によるとザルツブルクは自動販売機ででもドイツマルクが使えるらしい。

 ザルツブルク駅前はちいさいマーケットになっていて、屋台みたいなのがたくさん出ていた。もうお昼なんだけど、お昼ご飯食べるまでちょっとあるので、重ちゃんがホットドッグを買った。そろそろ日本食も食べたいなーと思いつつもソーセージはおいしそうなのだった。ホットドッグを食べながら、ミラベル宮殿に向けて歩く。ザルツブルクは「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台になった街なのだが、ミラベル宮殿もそのロケ地の一つである。(「ドレミの歌」を歌いながら練り歩くのだったー)。徒歩10分くらいかなーと思いながら歩いていたのだが、なかなか見えてこない。私達のすぐ前をあるいていたバックパッカーらしき旅行者の後をついてきたのになーと思って地図を確認してみたら、どうやら1本筋を間違ってるらしい。方向を修正して5分くらい歩くとミラベル宮殿が見えてきた。

  宮殿という割にはお城はたいしたことないが、お庭がすばらしい。ドイツはとにかく緑や花がいっぱいの国だと思ったが、ここザルツブルクのミラベル庭園にも花がこれでもかというくらい一杯で、ドレミの歌でも歌いたくなるようだ。どの花もいまが盛りとばかりに、咲き乱れている。これだけの庭にいつも花を一杯にするのは、どれだけ大変なことだろうと感心してしまった。


バラで一杯のミラベル庭園

ジャンケンに勝つ私


右は新市街、左奥はメンヒスベルク

 ミラベル庭園を抜けてすこし歩くとザルツァッハ川にかかるマカルト橋の前に出る。ザルツァハ川は薄緑色の川で、いかにも冷たそうだ。アルプスの水が流れ込んでいるのだろうか?上高地の川を思い出した。
 この橋を渡ると
旧市街なのだが、ここからの景色がまた素晴らしい。旧市街の奥に丘(小山)があってその上にお城がたっている。まさに絵葉書になりそうな景色だ。(写真は上手に撮れませんでした(;;))。迷子になっているときは意外と観光客少ないんだなぁと思っていたのに、ここまで来ると観光客だらけだ。
 私達は当初の予定通り(といっても私がたてたんだけど)、メンヒスベルクという丘の上に上がって、そこにある景色のいいレストランで昼食をとることにした。メンヒスベルクというのは絶壁の上にあって、下から見るとがけ崩れないのかしらと不安になるような場所だった。60m上に上るエレベータは有料だがザルツブルクカードで乗れる。上からの景色も最高!ちょいと遠くに見えるお城はまるで要塞のようだ。天気も良くて、日ごろの行いがいいんだな〜と思いつつレストランを探すと、なんとつぶれていた!(休業かもしんないけど)。えぇ〜そんな〜!ここには英語メニューもありますって書いてあったので、他の店は調べてなかったのにぃぃぃ〜!といってみても仕方ないので、景色だけみて下に下りることにした。


メンヒスベルクからの眺望


「シュテルンブロイ」

 エレベータを降りてまっすぐ町のほうに歩いていくとメインのゲトライデガッセというとおりに出た。(竹下通りみたいな感じ?)。店もレストランもたくさんあるけど、どこに入ればいいのやら・・と感じのよさそうなレストランを発見。「シュテルンブロイ」という店でガイドブックにもちょうど載っている。ちょち覗いてみますかーと入ってみて英語メニューあるかと聞いたらありますといわれたので、ここに決めた。日本のお店みたく、「いらっしゃいませ〜」と言われるでもなく、席に案内してくれる様子もない。勝手に座ればいいのかしらと思いつつも小心者の私達は、忙しそうなウェイターのおじさんの顔色を見ながら「ここ座ってもいいですか?」(ジェスチャー)で確認してから座った。(これが良かったことが後でわかった)。すぐにおじさんが英語のメニューを持ってきてくれたけど、英語とはいえなんの料理がいまいち判らない。半分くらいはなんとな〜くわかるけど、○○風って何?って感じ。仕方ないので、おじさんにとりあえず飲み物だけ頼んで、「What do you recommend?」とお勧めを聞いてみた。すると「ここからここまで」と番号を指して教えてくれたので、とりあえずその辺りから選んでみることにした。父はそろそろ胃もたれするらしく、鹿のシチューを頼んだ。私は○○風〜ってやつでした。やってきた料理はカツレツ(;;)。ミラノ風だったら「もしやカツレツでは?」と疑うけど、一体何風だったんだろう??重ちゃんはポークステーキで母のは特大ミートボール(だっけなー?)。父はシチューなのにスープが少ないのでちょっとがっかりしてました。2人のお皿にのっていた、じゃがいもの団子のようなものが乗っていたのだが、硬からず、やわらかからず、うまからず・・・という不思議な食べ物だった。(不気味ともいう)。
 このお店のお勧めは「ザルツブルガーノッケール」というスフレなんだってと言うと、両親が「私達はもう食べれないけどせっかくだから頼んでみたら?」と言ってくれたけど、「すごく大きくて3人以下ではたいらげられないらしいよ。」と言うと、「・・・・やめとこうかね」。私達はなんだかんだで食事することが出来たんだけど、ふと近くのテーブルを見ると、同じくらいに店に入ってきた外国人と思われうる夫婦のテーブルの上には、飲み物さえ置いてなくて、最初に勝手に席に座らなくてよかった〜とほっとした。


中庭の樹の下で食事が出来る


割と地味なモーツァルトの生家

  腹ごしらえした後はモーツァルトの生家へ。モーツァルトが生まれてから17歳まで住んだという家で、メイン通りの途中にさりげな〜くあった。ザルツブルクカードで入れるので切符はいらない。4階建てのちょっと細長い建物で、さほど裕福じゃなかったという割には、いいとこに住んでるなーと思った私は生粋の日本人でしょうか。中にはモーツァルトの肖像や子供の頃に最初に使ったバイオリンや楽譜などが展示してあった。展示品にある説明は当然読めないので、ツルツル〜と見学して終了〜。今回ザルツブルクに来るということで、父が「モーツァルトの胸像を買う」と言っていた。「そんなもん何するの?」と聞くと、「・・・・記念。」と言っていた。出口のところの売店に、3タイプの大きさの胸像があり、中くらいの大きさのを買っていた。ちょっと笑ってしまった。(という娘はモーツァルトの絵葉書を買った)。
 モーツァルトの生家を出た後、ゲトライデガッセをそのまま歩いてレジデンツに向かう。予定としては、レジデンツ→ドーム→ホーエンザルツブルク城砦というコースなのだが、ちょっと時間的にきつくなってきたので、急ぎ足で回る。レジデンツというとER(NHKの海外ドラマ)に出てくるレジデント(研修医)をついつい思い浮かべてしまったが、居住用のお城のことである。あちこちにあるが、まだちゃんと見学してないなーと思いつつ中に入る。すると中庭のようなところに特設チケット売り場のようなものがポツンとあって、ちょっと顔色が悪くてイっちゃってる感じのお兄さんが座っていた。入り口がたくさんありすぎてどこから入っていいのかわからないので怖いけどお兄さんに聞いてみると、女性的な声で「レジデンツはそこの階段の2階が入り口でェ、レジデンツギャラリーは3階だけどォ、レジデンツギャラリーがもうすぐしまっちゃうからァ、先にそっちに行った方がいいよォ。」と教えてくれた。(たぶんね)。私があんまり曖昧なうなずき方をしていたので、お兄さんは何度も何度も教えてくれたのだった。怖そうだなんて思ってごめんね〜。 


これは絵葉書なんです・・

 ということでレジデンツギャラリーに行く。レジデンツに入った辺りから、他の観光客を全く見なくなったんだけど、それはちょっと時間が押してるから?と思いながらザルツブルクカードで中に入る。ここの美術館は荷物を持って入ってはいけないらしく、何から何まで預けさせられた。他に客はいないのだからいいけど、大量に人がきたらどうするのだろうと心配になってしまう。国と年代で7つの部屋に分かれていてオランダの部屋に「ルーベンス」と「レンブラント」があった以外は知らない人ばっかだった。ちなみに特別展で「That is how Art went to the Dog.」という部屋があって、犬入りの絵画ばっかりが展示してあった。(犬好きにはたまらんでしょ〜)。すっごいスピードで見て回って1階下に降りる。

 レジデンツのチケット切場(?)には各国語のガイド用ラジオが置いてあって、無料貸し出ししているみたいだったが、超急ぎ足の私達は「いらない〜」と全員断ってしまった。ちょっと係りの人はびっくりしていた。ここにも日本語のパンフレットはなかったので、私が日本からコピーしてきたガイドブックを見ながら、「ここが騎士の間だよ。たぶんね。」「ここが皇帝の間。たぶんね。」という説明とともに(意味な〜い)、またまた駆け足で見て回ったのだった〜。ベルサイユ宮殿もどき(あるいはウフィッツィ美術館もどき)といった感じで、まったく生活感のない居城だった。(私みたいな一般人にはね(^^;))。重ちゃんはベルサイユ宮殿タイプが大好きなので、ちょっとうれしそうだった。(わたしは前世がイスラム教徒なので(今はちょっと笑えないなぁ)、アルハンブラ宮殿のほうがぐっと来るね)。

 レジデンツの後はドーム(大聖堂)だ。ヨーロッパ最大級のパイプオルガンがあるらしい。と、ドームの周りがひもや看板などでぐるっと取り囲まれている!あれ?入り口は?とそこに立っている兄さんに聞くと、やみくもに「No!No!」と云われてしまった。なぁにがNo!だよっ!ドームに入りたいんだよっ!と軽く抗議してみたが、ドームの前で有料のコンサートをやっているらしく、中に入れてくれない。ひどい話だよ〜!!

 仕方ないので、ホーエンザルツブルク城塞に向かう。ケーブルカーもカードでOK!さっきまで観光客いないなぁと思ってたけど、さすがにここは人が多かった。城塞というだけあって「攻めるんなら攻めてこいっ!」という気合にみちた作りだ・・・。展望台(というか見張台?)からの景色はこれまた素晴らしく、旧市街と新市街を一望できる。右端の方には「サウンド・オブ・ミュージック」の主人公の修道院がある。他の中世の都市と比べると、川の色が違う建物の色が違う。全体的に水色っぽい街だ。(他の中世の都市は全体に茶色っぽい)。お城の中は、いろいろな展示室&博物館になっていて、せっかくカードを持っているのでとりあえずツルツル〜と見て回る。またしても拷問具もおいてあった(好きねぇ)。  両親とも普段から活動的とはいえ、朝からずっと歩いて見て回ったので、さすがに疲れているらしい。「もういいよ〜。」とちょっとへたり気味だ。私達はもう1回景色見てくるからそこに腰掛けと言って景色を見に行って帰ってくると、すっかりお疲れモードになっていた。う〜〜若い若いと思っていても、孫が出来る(いないけど)年齢なんだなぁとしみじみしてしまった。


ホーエンザルツブルク城からの風景

裏からの風景(アルプスが見える)


聖ペーター修道院教会の墓地

 再びケーブルカーでふもとまで降りて、すぐのところにある「聖ペーター修道院教会」の墓地を通る。ここは「サウンド・オブ・ミュージック」のクライマックスシーンの一つである、家族が兵隊から逃げるシーンのロケ地である。映画は夜のシーンだったから、結構怖いものがあったが、昼間の墓地は日本と違ってきれいなお墓がいっぱいあった。湧き水が沸いているちっちゃい井戸みたいなのがあってアルプスの水なのか、冷たくて透明で気持ちいいので手を洗う。「Wasser」と書いてあったので、ドイツに来る前にちょろっとだけやった「NHKドイツ語講座」を思い出しつつ「ヴァッザール?」と声に出して言ってみたら、隣で手を洗っていたおばさんが、私の顔を見ながら首を横に振った。「ヴァッサー?」と言ってみると、にっこり笑って首を縦に振ってくれた。つかみはOK。

 墓地を出てレジデンツ広場に行くと似顔絵屋さんが女の子の顔を描いていた。私も上手にかけるようになったら、スペインで似顔絵を描きながら暮らしていきたいワ〜(ちっとも練習してないけど)。

 予定では時間が余ったら、「フュルスト」というカフェで「モーツァルトクーゲル」を食べる、もしくは博物館に行くということだったが、もう足も棒みたいになってるし、お腹もまだぜんぜん空いていないので、中央駅まで戻って電車の時間まで一休みすることにした。来るときは徒歩で来たが、帰りはノンストップでバスで帰る事にする。バス乗り場はすぐ見つかり、乗るバスもすぐにやってきた。ザルツブルクカードがあるので切符はいらないのだが、中央駅前で降りるまで誰も何も見せろといわなかったので、そのまま降りた。ドイツといいここといい不思議なシステムだ。

 駅について売店で水を買う。ドイツも他のヨーロッパの国と同じく水といえば炭酸水なので、気をつけて炭酸無しを買いたいのだが、お店が込んでいてお店の人にきけそうにない。全く同じボトルでキャップに「mit」と「ohne」と書いてある。図書館で借りてきた本を調べると「ohne」は「〜なしに」と書いてある。よっしゃ〜「ohne」だ〜!と父が根こそぎ(5、6本)買った。ホテルで水買うと高いんだもんねー(ペットボトルじゃないから持ち歩けないし・・・)。「そんなに買うの〜!?」といいながら、もらった水をごくごく飲む私達。いや〜水っておいしいですねぇ〜。(フランス製でしたけど)。


とっても疲れちゃった両親


義理の親子だけど同じ表情(^^;)

 帰りの切符はもう買ってあるので、後は電車を待つのみ。両親ともすっかり疲れていてベンチの上でぐったりしてました。ごめんねぇ。電車が来る少し前に父が「今日の晩御飯は果物にする」と言い、さっきの売店まで買出しに行った。すぐに電車が来たのでヒヤヒヤしたが、なんとか間に合う。本人はちっともヒヤヒヤしてなかったみたい。私って意外と心配性!?帰りはすぐに席がとれたけど、4人とも疲れていたので全員が舟をこいで帰りましたー。ヨーロッパの国はおしなべて夜が始まるのが遅いので、自分は疲れているにもかかわらずまだ昼間!?という状態で、いつもちょっと不思議な感じがする。

 夕食はもう食べないという両親とミュンヘン中央駅で別れる。私達は明日ミュンヘン空港から帰途につくので空港までのアクセスを確認しておきたかったのだ。Sバーン(郊外電車)で行こうか、それとも中央駅からルフトハンザ航空のバスに乗っていこうかと悩んでいるとルフトハンザのバスがちょうど到着して運転手さんがパンフレットをくれた。このバスだと出発ロビーの前まで行くから便利かな〜。要検討ですね。

 かなりくたくたの私たちだったが、夕食どうする〜と歩いていると、駅の構内の売店がどどーんと目に飛び込んできた。あ!これこれ!気になってたのよねぇ〜。ということで売店をいくつか見て歩いて、チキンのお店でチキンとソーセージとパンを買った。(ドイツには野菜があんまりないんだけど・・・、胸焼けしないのかしら・・・?)。買い方も言葉もなーんにもわからないので、指差し確認で無理やりしげちゃんが買った。(えらいぞー)。クリスマスに食べるような丸焼きのちっちゃいやつを買ったので、帰りのタクシーの中でぷ〜んと匂ってちょっとはずかしかった(^^;)。でもおいしかったよー。(胸焼けしたけどね)。

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