雑記、或いは書きかけられた何かの草稿。
9/1 たこ焼き
aksiさん、MO様、jesと連れだってドライブ。映画を観にいくのこと。
jesはオースティンパワーズの新しいのを見たかったようなのだが、笑い声や反応がいちいち煩いだろうという目算によって、ヤツとだけはオースティンを見たくない(気持ちはわかる(笑))と、aksiさん、速攻で「バイオハザード」のチケットを購入。
それぞれバラけるなら、わしは「猫の恩返し」見てもいいなぁ、とか横で思っていたら、他のヤツらもなんかバイオに流れてるし。
オレ怖いの苦手なんですよー、ゲーム版一作目の犬がトラウマなんですよー、ドララー
…でもたった一人だけ皆と違うのを観るのは寂しいので、わしもバイオのチケットを買うのでした。嗚呼。
内心びくびくしながら観はじめると、冒頭、さっそく漏れ出したウィルスに反応して吼える犬たちが!
後からゾンビ化して襲い掛かってきますよー、と分かりやすい伏線が!
ぎにゃー!
そしてやっぱり中盤、ゲームと同じように、突然横から飛び出してくる素早い犬! イヤァァァァ!!
…わしはこの自分のゲームのプレイ体験に基づく恐怖のリフレインでおなか一杯です(真っ白)。
○ゲーム原作の映画として
こじまさんも言っていたけれど、これほど真摯に原作を受け止めたゲームの映画というのもそうそうないだろうと思う。
件の私の犬の件を初めとして、ゲームを彷彿とさせ、ゲームをプレイした人間の体験を呼び覚ますキャラやシーンや設定や仕掛けの数々は本当に見事。
中盤、ゲームと同様、ゾンビを「倒せる」という部分で安心感が出てしまい恐怖が薄れてしまう点についても考慮されているし(これ考えると、飛び出し系の演出多様の理由もちょと納得)、逆に「倒す」という部分での爽快感ではゲームすら超越し、ケルナグール、フランケンシュタイナーでゾンビを倒すミラたんというやり過ぎっぷりに惚れ惚れ。
#三国無双並にワラワラと画面を覆いつくすゾンビーずもある意味ゲーム版を超えてるといえるかもしんない。四方八方から際限なく襲い掛かってくる圧力や斧ゾンビなんか、ゲームにフィードバックしたら面白いかもー。
しかし、雑魚の人間型ゾンビわらわらは、ゲームでのボス的な圧倒的に手強い異形のモンスター一体より圧倒的に怖いですな。
エンドロールが流れる中、薄暗い館内をゾンビみたいに緩慢な動作でわらわらと出口に向かう観客たちの姿もそれに重なって実に怖かった。
やっぱし感情に訴えるには、未知よりも体験や経験を呼びさます方が強いのだろうか。
○おまけ
観終わったjesちんはポスターにあったミラたんの二丁拳銃シーンが劇中になかったことに憤慨。「JAROに訴えてやる!」
帰りの車内で話題になっていたのは何故かバイオよりも「サイン」の予告編。「心を読まれないよーのするのー(アイスラッガーの形にした銀紙を頭に被せながら)」
…バカですんません。