雑記 、或いは喪われた雪駄の物語。

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5/27(晴れ) : 定期便


 不定期更新、定期更新日です。

「開き直るな」

 というわけでクラナドなのですが 某シナリオ終盤なのですが 私その話知ってるのですが 持ってるのですが
 でも思い出せない!!!
 ぐあああああああああ
 (どさどさと本棚から文庫本が掻き出される)
 どれだ? 多分この青背の棚の中にあるはず!夏への扉は微妙に適合するようで違うていうか別シーンだろってむしろあれはSoWhat?か地球の緑の丘違う、なんかこうもっとリリカルな、たんぽぽっぽいブラッドベリの「たんぽぽのお酒」も違うていうか、ああ、あの会話の流れの空気はそうかカジシン、違う、どこだここかそうだカジシンは棚じゃないよええとうあああ、どれだゑいり庵がなぜか二冊もあるよエマノン旧はjesにあげちゃったんだったていうかそうか持ってるわけじゃなくてこれはつまりry
 小骨が喉の奥に挟まった状態だよ ダメだ答えが見つからないと気になってプレイどころじゃないよ 思い出さないといけないよ!

「ある意味ゲームとシンクロしてるのなそれ」

 こうなれば最後の手段。人に聞く! ぐぐる!

「一気にゲーム内部の状況からかけ離れましたねっ」

 解決!

「はや!」

 …ああ、そうか。
 そうだった。
 僕はやはりその本を持ってはいない。知ってはいたけれど。
 そういう話だった。
 そもそも、彼の話の中で彼女が持っていたそれを読みたくて、でも読めなくて。

「結局知らないの? 持ってないの? 勘違い?」

 いや、勘違いじゃない。その話は知っている。
 それに、本は持っていないけれど、お話を載せてくれた雑誌は持っているよ。
 それが読みたくて買ったんだ。2000年2月号。

「ふむ。…で、その雑誌はどこにあるのさ」

 んー、ちょっと見つからないかな。
 でも今はそれはそれでいいのさ。
 もう思い出したから。
 むしろここで読んじゃったら台無しだ。

>「読まないで欲しいの」

 つまりは、そういうことだから。

「うわ、自分だけは分かってるっていう顔でニヤニヤしてるよこのひと」

 この場面でシンクロできる状況を持っていて、しない手はないでしょ。

「ギリギリだったけどな」

 むしろ見ているだけのPLとしては、PCと違っておぼろげなのがよかったのかもしれないけどね。
 ともあれ、この場面をこういう風に味わうことが出来た自分の幸運とあのお話の作者とそれを伝えてくれた人たち、製作者の仕掛けに感謝。





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